愛媛県愛南町の深浦郵便局でおよそ2億円の現金がなくなっていることがわかりました。日本郵便四国支社が23日社内調査に入りましたが、その後、深浦郵便局の局長が死亡しているのが確認されました。
およそ2億円の現金不足が発覚したのは愛南町にある深浦郵便局です。日本郵便四国支社によりますと、先月から今月にかけ、深浦郵便局の帳簿上に会社が設定する上限を大幅に超える多額の現金があると社内から指摘があり、23日、調査を行ったところ、現金およそ2億円が不足していることが発覚しました。調査に入った四国支社の社員が深浦郵便局の局長に聞き取りをしていたところ、局長は「少し休ませてください」と外出したまま戻らず、その後、死亡が確認されたということです。日本郵便四国支社は警察に相談した上で調査を進めていますが、2億円の不足と局長の死亡との因果関係は現時点ではわかっていないということです。また、無くなった2億円の中に客の貯金などが含まれていたかどうかはわかっていないということです。