カダフィ大佐 拘束 一部で死亡の情報も
リビアの反カダフィ派の連合体「国民評議会(NTC)」は20日、最高指導者だったカダフィ大佐を拘束したと発表した。
リビア国営放送が伝えた。
カダフィ大佐拘束場所は、北中部シルトで、一部に大佐は病院搬送後、死亡したとの情報もある。
8月23日のトリポリ陥落に伴う政権崩壊以降、国民評議会が行方を捜していた。
事実が確認されれば、42年に及んだ独裁体制は名実ともに幕を閉じる。
反体制派は20日、シルトに進攻し90分で陥落させた。
国民評議会によると、カダフィ大佐は両脚を負傷しており、病院に搬送された。負傷の状況は深刻との情報もある。